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2023年、年明け一発目はここにしようと決めていたお店です。
その名も「壱発ラーメン」まさに年明け一発目にふさわしいラーメン屋。
そして12時頃の訪問でしたが、この並びようでした。

駅からも離れた場所にありアクセス的にも良くはないこちらのお店ですが、やはり本当に美味しいところにはアクセスの悪さを超越した人気が根付くんですね。
さて20分程並ぶとようやく食券を購入することが出来ました。
とろろが気になったのもあり、今回はネギとろラーメン正油をセレクト。
なにせこのお店、とろろラーメンを初めて取り入れた元祖としても有名なのです。
あとは店員さんがやたら元気。謎の掛け声を求められるお客さんもおり、そういうノリが苦手な方だとちょっとめんどくさいかも…笑
でも気遣いなどは抜群で、常連さんとは気さくに会話していたりとアットホームな雰囲気が良かったりします。
そうこうしていると、ネギとろラーメンが着丼!

見た目のインパクトは十分。ネギが脇役に感じるほどとろろと大判のチャーシューが際立っています。
ネギにはゴマ油がかかっており、味変の役割も担えそうでした。
とろろは形状が残るように細かくカットされていて、食感を楽しめるよう工夫されていました。

個人的にはとろろはあんまり合わなかったですかね。
形が残ったとろろは少し酸味がありラーメンとの相性が微妙でバランスが崩れてしまうように感じました。
ハート型にカットされた昆布はワンポイントとして存在感を放っています。
箸休めのたくあん感覚で食べさせてもらいました。
そしてドンと大きなチャーシュー。薄くカットされておりいくらでも食べられそう。

このチャーシュー目的で来るお客さんも多いといいます。
ホロホロで肉の旨味が凝縮されていて、ご飯が欲しくなるチャーシューです。
そして麺は細いストレート麺で少し硬めのゆで加減。

イメージ的にはとんこつラーメン寄りですがそれともまた違う独自のラーメン。
あっさりスルスルっと食べ進められる美味しい麺で、スープとの絡みも良きです。
私が個人的に最も気に入ったのがこの正油スープです。

背脂も入っており、こってりかと思いきや意外とあっさりで何回飲んでも飽きないクセになる味わいです。
これは中毒性のあるスープだ…!
正油というよりは塩とんこつと言った方がしっくり来るかもしれません。
コク深い味わいは病みつきになる人も続出するのも納得です。
行列ができる理由がよくわかった一杯でした。
店を出る頃には行列が更に伸びており、30人程の大行列に。
とんでもない人気であることをまざまざと見せつけられました。
とろろで個人的に合わずちょっとマイナスですが、スープなど総合的に見てレベルの高さを感じる一杯でした。
・住所
神奈川県相模原市横山4-25-5
・アクセス
JR相模線上溝駅から徒歩15分、JR横浜線相模原駅から徒歩20分
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