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京王線の各駅停車しか停まらない、京王線の中でもかなり渋い存在の芦花公園駅の北口から徒歩1分の場所にあるのが「中華そば きつね」。
きつねという名前の通り、油揚げのきつねが中華そばに乗っている独創性がウリの一つとなっています。

きつねが佇んでいる様子がこのお店のイラストとしても描かれており、きつねを全面に押し出しているのが特徴です。
新店として開店したのが、2020年1月にオープンし、瞬く間に注目を集め人気店に。
このお店を切り盛りしているのは若いご夫婦で、主に奥様が接客を行っているようです。
女性ならではの気配りの良さと笑顔溢れる丁寧な接客はとても気持ちが良く、お店の雰囲気も柔らかく居心地の良さを感じられます。
旦那様は物静かな雰囲気で、ラーメンの提供などでは物腰柔らかく、「ごゆっくりどうぞ」と一言添えるなどの心配りがあり、このお店のホスピタリティーの高さを実感しました。
訪れたのは平日の15時前と、昼食時からは外れた時間帯でしたが、お店の前には5名の待ちが発生していました。さすが話題の人気店。
15分ほど待つと店内へ入店することができました。
事前に調べていた中で、きつねのつけ麺が気になっていたのですが、食券機にはつけ麺はメニューには存在していなません。
これは期間限定の商品だったのかな…?
一つ一つの席にはお盆がついており、そこもまたレベルの高さを感じさせます。
端麗中華そばが完成したようです。着丼し、まず感じたのがラーメンの彩りがとても鮮やかで美しいのと、油揚げの存在感の大きさ。

端麗の名の通り、お出汁の効いた奥行きのある味わいはラーメンのスープとは異なる不思議な感覚でした。
きつねからの甘めの出汁がスープに溶け込んでいて優しい口当たりでとても飲みやすいです。
しかし、その後に醤油の風味が鼻に抜けて塩ラーメンであったことを思い出させてくれます。
そしてこのお店の看板的存在でもある「きつね」をいただきます。

油揚げがここまでふっくらとしており、見た目からよく染み込んだお出汁がたまりません。
ふっくらとした油揚げにはこれでもかと甘味のあるお出汁が染みていて、口いっぱいに広がる旨味には感動すら覚えます。
ちなみにこの時には売り切れていたのですが、いなり寿司もこのお店の売りとしている商品であるので、次回訪れた際にはぜひ食べてみたいと思います。
ラーメンと双肩する存在感を放つ味染み抜群の油揚げは皆さんにも一度食べてほしい一品です。
そして出汁の奥深い味わいが素晴らしいスープ、すすりやすくスープがよく絡みやすい麺とどれもが一級品の一杯でした。
芦花公園にはアイバンラーメンという人気ラーメン店がありますが、こちらの中華そばきつねもアイバンラーメンとのツートップを張れるラーメン店でしょう。
とても大満足の一杯でした。次はどんなラーメンと出会えるか楽しみですね。
・住所
東京都世田谷区南烏山3-3-1
・アクセス
京王線芦花公園駅北口出て左手すぐ
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