★★★★★★★☆☆☆
渋谷・道玄坂の途中にある炙り味噌ラーメンで人気のある「真武咲弥」。
読みが難しいですがこれで「しんぶさきや」と読みます。
人通りが絶えない道玄坂で根付いた真武咲弥の売りである「炙り味噌」というワードに惹かれ入店です。

メニューには辛味噌や醤油、つけ麺などもありますが、迷わず「炙り味噌らーめん」を選択。
しばし待つと着丼です。

着丼した炙り味噌らーめんは、フワッと炙りの香ばしい香りが漂い食欲を増進させます。

麺は中太の縮れ麺となっており、黄色みがかった玉子麺で、THE・北海道味噌ラーメンです。
縮れ麺はスープとの絡みも良く、やや硬めに茹でられた麺は味噌の美味しさを引き連れてきます。

スープにはほのかな炙りの香りがあり、一口飲むとコクのある味噌の旨みが広がりました。
香ばしさを感じつつ、味噌のコクのあるのスープにはすりおろした生姜も入っています。
味噌は見た目よりまろやかではあるものの、チャーシューの上に乗った生姜を溶かすとサッパリ感が加わり、違った魅力が生まれます。
ちなみに生姜は増量できるようなので、もっと生姜を増量すれば良かったかなと思いました。

特徴的なスープに対し、チャーシューはありふれたもので何か心を打たれるようなものはありませんでした。
チャーシューも炙りにしてもいいのかなと思います。
他の具材はモヤシやネギ、メンマも入っていますが量は少なめ。
そしてキクラゲも入っていますが、これは独自性があって面白いですね。
食べやすい味噌であると同時に、味噌と生姜の相性の良さを確認した一杯となりました。
・住所
東京都渋谷区道玄坂2-10-3
・アクセス
京王井の頭線神泉駅から徒歩5分
渋谷駅から徒歩7分