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ラーメン屋が集う施設の「らーめんたま館」。

今回はこの中にある「元祖一条流 がんこラーメン」を訪問しました。
元祖一条流の本店は四谷三丁目にあり、独学でこの刺激的なラーメンを作り上げた統帥はラーメン界のレジェンドとして崇められる存在です。
そんな支店となるこちらの店舗ですが…見るからにクセの強そうな店構えですね。

中毒者が続出するという「しょっぱ旨い」スープはどのようなものなのでしょうか。
しょっぱさのレベルは1~8と幅広く選択可能。
今回は初めてということで、基本の4を選択しました。
店内は私ともう一人と空いていたので、すぐにラーメンが着丼します。

着丼したラーメンは、悪魔とは程遠い透明度から天使を思い起こさせます。
しかしこの見た目からのインパクトががんこラーメンの真骨頂です。
さっそく一口スープを飲んでみると、レベル4でもガツンと塩味が舌を刺激します。

塩ラーメンでこのしょっぱ旨いを作り出していることに驚きです。
塩の後味がスーっと残り続け、次の一口を欲してしまいます。
二郎系や家系に負けず劣らずの中毒性ががんこラーメンにもあるようです。
とにかくしょっぱさは強いのは確かですが、奥深い塩のコクとキリリと芯を感じるスープはしょっぱいだけでは語れない旨味が含まれています。
これは醤油だとさらにしょっぱさは際立ちそうな気もしますし、徐々にレベルも上げていきたいです。
ストレート麺は黄色みがかったたまご麺。

スープの強さとは対照的に、麺はモチモチ感のあるバランスの取れたタイプです。
こうしてものの見事にがんこラーメンの魅力に取り憑かれたのでした。
本店は行列の絶えない人気店とのことですが、こちらは他にもラーメン屋が競合していることからそこまでの待ちにはなっていないようなので、かなり狙い目ではないでしょうか。
また違ったレベルのしょっぱさにも挑戦したいです。
また来ます!
・住所
東京都立川市錦町1-2-16 立川アーバンホテル 立川らーめんたま館
・アクセス
JR立川駅南口から徒歩4分
多摩都市モノレール立川南駅から徒歩5分