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今回は東京が誇る大人気味噌ラーメン店の「大島」に訪問しようと考えていました。
しかしなぜかお店には行列のようなものは確認できません。
なんとシャッターが閉まっている…！
どうやらラーメン博物館でお手伝いがあるということで臨時休業となっていたのです。
よりによってこのタイミングで…と落胆しつつ他に行けるお店はないかと探したところ、ヒットしたのがこちら「とんぼ亭」でした。
外観は完璧に町中華で、長い間地域で愛されたお店であることが伝わります。
店内にもスムーズに入れたので、今日のお昼はこちらでいただきます。
メニューはかなりの種類があり、これだけのメニューをさばく店主もすごいです。
どれも美味しそうで決めるのにいつもより時間がかかりました。
迷った末に気になったのが「タンメン」。
今回はこれで行きましょう。
注文後、お通しで煮物が出てくるのも嬉しいポイントですね。
出汁が染みた家庭の味の煮物でした。
さてお通しを楽しんでいるとタンメンが着丼です。
タンメンの具はボリューミーで、大きめの器にこんもりと山になった野菜に目を引かれます。
野菜は炒めた豚肉にもやし、白菜、ニンジン、ニラと具沢山で、炒めた香ばしい香りも食欲を倍増させます。
清廉で透き通ったスープではなく、野菜を炒めていることもあって濁りのあるスープです。
旨味が染み出たタンメンのスープにはニンニクの風味も加わっており、これがまた美味し過ぎます。
野菜が十分に旨味を出しており、それがスープに染み渡っているようです。
やや縮れの入った麺は加水率が高めで、ツルッとしつつ弾力も残した食感が良いですね。
少し硬めの茹で加減でスープの旨味をよく吸い上げてくれます。
味も量も満足ですっかり満たされてあっという間に完食です。
大島の代役というには失礼な程最高に美味しい一杯と出会えました。
これも臨時休業がなければ来ることはなかったので、この奇跡の出会いにも感謝しなければなりません。
本来の目的大島はまたの機会に訪れるとして、こういったふらっと入る町中華の素晴らしさを実感した一日となりました。
・住所
東京都江戸川区宇喜田町1364-11-103
・アクセス
都営新宿線船堀駅南口から徒歩11分
