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近年複数のメディアにも取り上げられ規格外のボリュームで一躍有名となった八王子で話題の町中華「大進亭」。
駅から遠く離れた立地にも関わらず、
このボリュームを求めて数多くの人が訪れます。
今回はお昼時の訪問で、駐車場は満車で最初入れませんでした。

外観は大きく鮮やかな看板で、昔ながらの雰囲気を纏っています。
店内はカウンター、テーブル、座敷があり、1人でも家族連れでも利用しやすいのも嬉しいですね。
店内の壁には有名人のサインが飾られており、地元で絶大な支持を受けている様子。
メニューも豊富ですが、今回注目したのは「生姜焼き定食」の普通盛りで一緒に訪れた友人は「唐揚げ定食」の普通盛りにしました。
入れ替わり立ち替わりでメニューが運ばれ、本当に活気がある店内です。
最初に運ばれてきたのは生姜焼き定食。

これまたかなりのボリュームです。
生姜焼きの肉は豚肉のロースで、食べやすいよう小さめにカットされています。
肉は一枚一枚結構厚みもあって食べ応え十分で量も大満足。
生姜の味が濃いめで、細かく刻まれた生姜が入っています。
タレは醤油ではなく、塩味が強め。

生姜焼きの下には、千切りキャベツがあります。
キャベツは塩ダレをギュっと吸い込んでこれを豚肉と一緒に食べ、ライスを掻き込めばそれは至福の時間に。
かなりの量がありますが、濃いめの味付けでご飯も進むので完食できました。
生姜が強めで味付けも大雑把な印象もありますが、それも含めて町中華の良さなのかもしれません。
生姜焼を食べ始めてしばらくすると、同僚の唐揚げ定食も着丼です。

その暴力的なサイズには度肝を抜かれます。
大進亭のからあげ1個は、一般的な唐揚げ3個分位の大きさに感じます。

カリっと揚げられており、もはや岩のようです。
1個お裾分けしてもらいましたが、ジ
ジューシーな肉感です。
しかし油分が多いのかかなりしつこさを感じるのと、肝心の唐揚げに味がほとんどないのが残念でした。
鶏肉に衣を付けて揚げただけのような味の薄さで、なおさら油が胃に響きます。

濃いめの味付けである生姜焼と比べるとかなりの薄味になっており、落差がちょっと激しいですね。
ちなみに食べ切れないことを心配される方もいるかもしれませんが、持ち帰り用のプラパックが20円で購入出来るので、そこは安心です。
上振れ下振れがあり、唐揚げは下振れだったのが残念ですが、このボリュームは誰しもが満足出来るでしょう。
テレビでも取り上げられた名物メニューは他にもたくさんあり、何度でも足を運びたくなる、そんな楽しさ溢れる町中華でした。
・住所
東京都八王子市大楽寺町184
・アクセス
JR中央線西八王子駅から車で10分
バスはJR中央線西八王子駅から恩方ターミナル行に乗車し、二分方入口下車、徒歩3分
または、JR中央線八王子駅北口バスターミナル9番乗り場(要行先確認)から乗車し、二分方入口下車、徒歩3分