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京王線からも黄色い大きな看板が目立っている「よしの食堂」。

駐車場は広いスペースがあり、店内も広々として座席も多いので、行列になっていても意外と回転は速いでしょう。
店内に貼られているメニューの多さにも圧倒されます。
その中で刺さったのが「カツカレー」です。
町中華のカツカレーと想像しただけでお腹が鳴ってきます。
それと「孤独のグルメ」で主人公が食べたという「ねぎ玉」もサイドメニューとして注目することにします。
手書きでメニュー写真があるわけでもないので、想像力を膨らませながら「これも美味しそうだな」と時間を潰します。
そうしているうちにカツカレーとねぎ玉が着丼です。

カツカレーはボリューミーで町中華の良さがここにも感じられます。
では早速一口。
昔ながらの家庭的なカレーで、安心感のある味わいです。
カレーはグツグツ煮込んでいるタイプで、具材の旨味は全てルーに凝縮されています。

隠し味に醤油を使っているのか、醤油っぽい風味を感じとても美味です。
この隠し味で深みが増しており、個人的にかなり好みのルーになっています。
野菜の甘みも隠し味の一つで、辛さやスパイスの刺激はほとんどない優しいカレーです。
カツはサクッとした食感が楽しめます。

カツ自体は薄めで、食べ応え十分というわけではないですが、カレーのお供として食べやすいので全然アリですね。
普通盛りでもボリューム十分でお腹いっぱいになります。
そして「孤独のグルメ」でも食べられたというねぎ玉も頂きましょう。

玉子にネギがたくさん入っており、シャキシャキ感が楽しめます。
ただ味は特徴的なものはなく、薄味でこちらはあまりピンとは来ませんでした。
他にもたくさんのメニューがあり、何度通っても飽きが来ることはまずないでしょう。
人々の胃袋を掴んで離さない王道町中華としてその実力をまざまざと見せ付けられました。
また違うメニューを食べに再訪したいと思います!
・住所
神奈川県相模原市緑区東橋本2-19-4 よしのビル 1F
・アクセス
JR横浜線・相模線、京王相模原線橋本駅から徒歩11分