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2022年10月1日から蔦は営業を休止しています。
休止の理由は、蔦の生みの親である店主の大西祐貴さんが9月23日に急逝したことでした。
営業を休止する前の今年7月に蔦を訪れていましたので、休止から2ヶ月を経たタイミングで蔦を記事にしてみようと考えた次第です。
「Japanese Soba Noodles 蔦」は2012年1月東京のJR巣鴨駅前にオープンしたラーメン店です。
2016年には日本のラーメン店としては初となるミシュラン一つ星を獲得するなど爆発的に有名となりました。
その後2019年に代々木上原に移転し、これからという時に起こったのが大西代表の突然の急死でした。
店舗は10月1日から臨時休業となっており、再開時期も未定となっています。
蔦には夏に訪れていたのでその時の感想をレポートしていきます。

2人での来店で、塩ラーメンと醤油ラーメン、そしてTKGを注文。
私は塩ラーメンとTKGをいただきます。
店内はラーメン店とは思えないほど洗練されており、まるでイタリアンのよう。
接客レベルも高く、ホスピタリティーも充実しています。
そして価格もラーメン店離れした強気の価格設定で、塩・醤油そばは1400円と平均の以上の価格です。
店主がこだわりにこだわった至高の一杯がこちら。

スープの透明度がすごいですね。芸術性を感じます。
塩の旨味がずっと残ります。麺もツルツルっとすすりやすいです。のどごしも抜群。

ただ割と柔らかめなのでもう少し固くてもいいかなと思いました。
チャーシューはほのかな甘みを感じ、玉子は絶妙な半熟具合。
そして店内の半数以上のお客さんが食していたのがつけそばも気になりました。
白い麺と黒い麺の2種類があって、小麦の芳醇な香りも楽しめるようです。
こちらは醤油そば。こちらも深みのあるスープが口の中に残り、いつまでもその余韻を楽しめます。

TKGはなんとトリュフがまぶしてあります。
卵かけご飯という庶民的な品とトリュフという超高級品の共演がアンバランス過ぎます。
とはいえ卵は青森シャモロックの有機卵を使用しているというこだわりっぷりで、さすがは蔦といったところでしょう。

卵かけご飯はやはり間違いないお味で、トリュフの香りがフワッと鼻を抜ける感じが不思議でした。
価格的にちょっと強気すぎるかなと思いますが、それだけこだわり抜いた至高の一杯であるのでしょう。
ミシュランで星を獲得しているという事実はなによりもその証明になります。
そして大西店主の遺志を引き継いで、この蔦の味を守り抜き再び立ち上がってほしいと願うばかりです。
・住所(現在臨時休業中)
東京都渋谷区西原3-2-4 フロンティア代々木上原 B1F
・アクセス
小田急・東京メトロ代々木上原駅から徒歩2分
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