★★★★★★★★★☆
荻窪駅のひっそりとした方の出口である南口を出ると、目の前にある懐石料理店ような外観が「しちり」の入口。
入口の階段を降りるとお店があります。

店名に蛤麺と入っていることもあり、看板メニューの「蛤麺塩と貝のしぐれ煮ごはんの小」を頂くことにします。
最近食べた牡蠣やアサリなど貝を出汁に使うお店もありますが、ハマグリは初めての出会いで楽しみです。
店内は半分程の入店率で、10分弱で着丼しました。

クリアで透き通ったスープは芸術的美しさです。
国産蛤を大量に使用して炊いた蛤出汁をベースにしているそうです。
では早速一口。
スープは初めて飲む蛤出汁ですが、牡蠣と比べると癖があまり強くなく飲みやすいです。

そして貝出汁は旨味がかなり出ていて、塩のの相性も抜群ですね。
香味油も表面に纏っており、あっさりとした塩としっかりと出たハマグリの出汁との調和を取っています。
麺は中細のストレート麺で、少し加水率高めながら歯応えがしっかりとしてハマグリの風味に負けないメリハリがありました。

小麦の風味からハマグリの強烈なインパクトへの変貌が麺からも楽しめます。
チャーシューは豚バラとロース、鶏むね肉の3枚が乗った欲張りセット。

チャーシューは総じてハマグリの風味を邪魔しない目的もあるのか、淡い薄味に抑えられています。
それでも豚バラはホロッとした柔らかさ、鶏むねは出汁と一体化した美味しさを感じ、ロースは丁寧にローストされ噛んだ瞬間に旨味が溢れ出てきます。
また刻まれた紫玉ネギとネギが器を彩っていおり視覚でも訴えてきます。
しぐれ煮ごはんには甘めに煮付けられたアサリが乗っています。

これだけでもご飯が進む一品ですが、ハマグリの旨味がたっぷり出たスープをかけて雑炊として頂くことに。

いやぁそりゃあ美味しいに決まっています!
貝出汁は好みの差が出やすいですが、ハマグリはその中でも万人受けしやすい貝なのかなと感じました。
ジワーッと染み渡る旨味はぜひ多くの方に味わって欲しいです。
・住所
東京都杉並区荻窪5-28-10
・アクセス
荻窪駅南口から徒歩1分